銀座スマイルアカデミー

銀座スマイルアカデミー

2942685_s 泰成君はテレビを観ていた。 カラーではなかったから、小学校高学年にはまだなっていなかったのだろう。 好きなアニメが始まるのを待っているのだが、テレビはニュースを放映している。 山奥のトンネルの開通式。10年以上かかったらしい。 テープカットに並ぶのは、ヘリコプターで降り立った知事、大臣。 泰成君は不思議で納得がいかなかった。 何十年も、山に籠り、土を掘り続けた人はどこにいるのだ。 テレビの何処にも映っていない。 アナウンサーは、苦節苦難何十年の偉業と称える。 これから、どれほどの地域住民が、このトンネルのおかげで助かるか、説明している。 まるで、花を胸に刺して、トンネルの入り口のテープの前に並んでいる政治家が作ったみたいに喜んでいる。 でも、この人は、今日、今の瞬間だけ、ヘリで来ただけではないか。 どうせ、すぐヘリで帰るのだろう。 このトンネルを使う事はないのではないか。 小学生の泰成君は疑問に思った。 その開通式は、人生をそのトンネルにかけた現場の人達中心で行うべきだ。 何故、1番苦労した人達が登場しない。 工事の人達、地域住民がテープカットすべきだ。 泰成君は、山でトンネルを掘る仕事が、自分で出来るとも思わなかった。 でも、偉そうにテープカットする人になるのも、あり得ないと思った。 不快な人達、わからない社会と感じた。 その違和感は今でも忘れない、変わらない。 若い頃は、起工式、竣工式に行って、最初に挨拶をする度に、恥ずかしさを感じていた。 でも今は、来客にスタッフを代表して、挨拶する事が自分の仕事だと自負して出席する。 設計や建築の人に、これから施設で働く職員、入居する利用者に代わって、お礼を言うのが私の義務だと、納得して喜んで列席する。 この地で、湖山の施設を開設する事の地元への感謝。 工事関係者と工事中の無事を願う、神への祈り。 そして、開業スタッフと共に、開業の日を共に喜ぶ。 ドイツの水害を観ると、他国の事とは思えない。 道路や地下が整備された分、大水害は大災害となっている。 その後は、感染症も広がる。 湖山の施設では、大きな家族の様にいたわリ、励まし合って欲しい。 家族のいる自宅は、小さな施設の様に厳重に守って欲しい。 そう思って、コロナの夏を、家族と乗り越えて欲しい。 勿論、湖山Gの家族と共に。 本日職員新規PCR検査陽性者0 ご苦労様です。感謝致します。 今朝のパルスオキシメータ 98・97・99 代表 湖山泰成 ーーーーーーー 【銀座湖山日記】 http://koyama-cn.com/ e8afa6e7bb86e58685e5aeb92-e697a5e69cachpe794a8