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【逆転の経営】第18 回 - ミツバチとともに暮らす銀座で社会と文化の行く末を考えた -

【逆転の経営】第18 回 - ミツバチとともに暮らす銀座で社会と文化の行く末を考えた -

【逆転の経営】第18 回 - ミツバチとともに暮らす銀座で社会と文化の行く末を考えた -

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銀座の街並みを楽しく歩けば最高の介護予防になる

   銀座の、この10年の変化は激しい。栄枯盛衰が激しく、しかも、国外ブランドが銀座に拠点をと、表通りにモダンな店舗がひしめいている。そこに、中国からの団体客が朝から押し寄せる。新しい時代の新しい人が集うところのみが、繁栄し、生き続けることができるのである。

   日曜日の午前中、銀座の歩行者天国を歩くと、70歳くらいの夫婦を多く見かける。元気で明るく楽しそう。運動靴に帽子、リュックのカジュアル派や、ブランドファッションを着こなすおしゃれな夫婦など、豊かで前向きなアクディブシニアそのものである。

   銀座の1丁目から8丁目までは1キロ以上ある。日々様変わりする町の表情を楽しみ、ウインドウショッピングして、デパートの催事や画廊をねり歩き、工事中の歌舞伎座を仰ぎ、そして、築地市場でお土産に夕食の食材を買っていく。
   日比谷、銀座の映画館も、午前中はシニア夫婦でいっぱいだ。すでに、若人の恋の場所でも、大人のデート場所でもなく、若き日の愛をお互いに確かめ合い夫婦の絆を確かめる場所となっている。
   この人生経験豊富で知的な客層に合わせて、銀座の映画館では、地味だが名作を単館で上映するところが増えてきた。人口の高齢化は、文化度が上がる良いことでもあるのだ。

   週末祭日は丸の内も同様で、新しい複合ビルのショップや、歩きやすく楽しい都会の街並みに、家族連れでおしかけるのである。皆さん楽しそうに歩いている。
   これこそ、最高の介護予防ではなかろうか。

車いすパレードで銀座の街並みを堪能

   時代の新しい市民文化、とくに大人の文化は銀座から始まり、銀座で成熟し、時代の風雪を超えて銀座に残ってきた。成熟した日本社会の市民文化の将来は、銀座の街並みから見えてくるのではないだろうか。

   私が永らく構想しているイベントに、『銀座車いすパレード』がある。歩行者天国の日に、1000台の車いすの人々で銀座を1丁目から8丁目までパレードして、銀座の街並みを堪能してなじんでもらい、買い物をしていただくのである。2000人の付き添いボランティアが必要になる。

   広い車道の真ん中から、両側の銀座のビルを眺めて進むと、世界が違って見えるのではなかろうか。バリアフリーの街並み、車いすトイレの完備したデパート、商業ビル群。銀座の安全な街並みを堪能してほしい。

“地産地消”を実現したミツバチプロジェクト

   競争が厳しい銀座で、昨年一番評判で、売上げの伸びた商品は、銀座でとれた蜂蜜と、それを使ったお菓子・飲み物である。文明堂が銀座ハニーカステラを作り、資生堂パーラーでは銀座蜂蜜レモネードを販売した。デパートでは、蜂蜜だけでなく商品開発をして、蜂蜜入りクッキーやプリンを売っている。春先の期間限定ということもあって、すぐに売り切れる。歩行者天国でのイベント販売では、10分で売り切れたそうである。間違いなく銀座での”地産地消”である。

   銀座3丁目にある銀座紙パルプ会館の屋上では、ミツバチを飼って、蜂蜜を採取している。趣味やペットではない。大繁盛で品切れ状態である。プロの養蜂であり、すばらしく良質な蜂蜜が豊富に採れる。皇居、浜離宮や日比谷公園ばかりか、都会の街並みには、手をかけた花が豊富にある。行政の補助金政策もあってか、都会では屋上緑化が進んでいる。

   じつは昨年、私たちの銀座病院の屋上で花壇・畑『Ginza Bee Carden』を、ハチが浜離宮に飛んで行くときに翅を休める場所として作った。一般の人に幅広く関わっていただくため、現在は銀座松屋の屋上に寄付して移管してある。お買い物の折には、ぜひ屋上を見ていただきたい。

   デパートの屋上が、エコの地域拠点になる時代である。都会で働く人々を癒すのみならず、地域コミュニティを形成し、銀座で作り銀座で味わう地産地消を実現させる。

介護保険施設を地域コミュニティの中核に

   また、東京スカイツリー近くの特別養護老人ホームカメリア(江東区亀戸)の屋上では、大学に協力していただき、稲作をしている。秋の稲刈りは、隣接の母子寮の子どもたちが大学生とともに体験する予定である。

   介護保険施設は、地域コミュニティの中核になるべきである。デイサービスセンターに喫茶店を併設したり、地域交流室や広いロビーを地域に開放すれば、カルチャースクールや朝市ができる。夕方は、デイサービスセンターで学童保育ができる。宿題を見てあげるくらいの寺子屋塾なら、学生ボランティアより地域のシニアのほうが喜んでしていただけるのではないだろうか。

   行政が多額の税金を投入して多数継続している福祉館や公民館がはたしている役割の多くも、介護保険施設のロビーやデイサービスセンターを有効利用すれば、十分担うことができると思う。この場合、補助金は必要ない。課題となるのは、行政や地域住民の理解を得ることと、私たち事業者自身が既成概念を打破することである。

   介護施設も、介護を提供するだけでなく、地元のシニア、子どもや若者が交流できるような教育的空間、地域コミュニティになれば、存在価値を高めることができる。これぞ『共生』の醍醐味である。

   首都圏の介護施設が、地方と提携して、生鮮食品、名産物産の頒布場所になるのはどうだろうか。姉妹都市ならぬ『姉妹施設』の発想である。人口動態から考えても、首都圏と中山間地との連携は、相互補完関係にある。異文化と遭遇することで新しい文化が生まれる。遠隔地との流通で商業的価値が生まれる。

軌道修正しながら受け入れる施設

   いかなる時代においても、新しい松明を受け入れることで、明るい火を絶やさずに発展し続けてきた街、銀座。蜂蜜と楽しい話題を提供するミツバチを、銀座は歓迎する。夢と楽しみをもって訪れる人を、銀座は笑顔で受け入れる。そして、そのなかから、次代の隣人も生まれてくるのだろう。

   行政は、より低い単価で介護サービスを提供することを想定した、複雑な施設体系を作り続けてきた。自分の施設に合った利用者だけを入退所させるのは、容易ではない。しかも10年も経てば、ハードもソフトも古くなってしまう。

   『時代がどう変わろうが、相手がどう思おうが、自分は変わる必要はない、政治や行政に振り回されたくない』という考えもある。

   しかし現実には、多少なりとも軌道修正して、幅広く受け入れ、運用しなければならない。現代において『竹林の七賢』のように生きることはできない。

   ビルの屋上で育つ苗をながめ、ミツバチとともに暮らす銀座で、日本の高齢社会の行く末を思案する今日この頃である。