バブル真っ盛りの35年前。
銀座老舗の若旦那の会でのシンポジウム。
銀座の老舗は、百貨店の全国展開に合わせて、急発展した。
老舗店が百貨店のおかげで、全国大衆ブランドになった。
大企業になった店もある。
皆さん、会長、社長と名乗るようになった。
職人さんと言うより、どこかの工場で多量生産し、全国販売になった。
その時の論議で、本店でも、地方の支店でも、同じ商品を置いてあるならば、本店とは何なのだろう。
元祖銀座店、本家銀座店で生き残れるのだろうか。
そう、真剣に考える老舗店主がいた。
銀座本店にしか置かない商品を作るべきではないか。
本店にしかないブランド、デザイン、色彩のバックとか。
本店レストランしかない、メニューとか。
いや、お客さんが、元々違う。本店会員のみのゴールデンカードを作ろう。
ネット通販で、全国で買える、売れる時代。
今は昔の論議。
真のブランドとは。真の商品とは。真のサービスとは。
真の医療福祉とは。
当然、真の経営者とは。
真の悩みは尽きない。
今日迄湖山職員にコロナ22名。
御苦労様です。感謝致します。
湖山G代表 湖山泰成
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【コメント】
代表は30数年前、銀座の何軒かの老舗が百貨店の全国展開のおかげで、大企業した例を紹介しています。
全国展開により同一商品の大量販売が可能になったが、本店の存在が薄くなると心配する経営者がいたと指摘しています。
大量生産・大量販売は、消費者・利用者の真のニーズに応えているのかという疑問が湧くのは当然だと思います。
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愛生会 多摩成人病研究所
Taku ren(医療福祉経営学博士)
■mail:
taku-ren@naebafukushikai.com
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