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【逆転の経営】第20回 - アート・文化を媒介に医療・介護・福祉施設を変える -

【逆転の経営】第20回 - アート・文化を媒介に医療・介護・福祉施設を変える -

【逆転の経営】第20回 - アート・文化を媒介に医療・介護・福祉施設を変える -

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イギリスと日本の施設の違いにがく然

   12年前、イギリスの慈善団体アーツ・フォー・ヘルスが主催した『文化芸術と健康に関する国際シンポジウム』に、日本代表団の一員として参加し、イギリスの病院や施設を視察した。医療、福祉の現場に芸術を積極的にとりいれていることに感銘を受けた。
   ロンドンのチェルシー・ウエストミンスター病院には、美術館かとおもうほどアートがあふれていた。10階建ての吹き抜けの天井からは巨大彫刻が吊され、白い壁にはたくさんの抽象画や版画が展示されている。
   病院アートディレクターの話によると、『何よりも病院を地域から孤立させないこと、地域の人々が病院でなくても気楽に立ち寄れる、そんな場所にすること』を目標にしたのだそうだ。
   近隣のサラリーマンが、病院内のカフェで昼食をとり、主婦が病院でのコンサートを聴きに来る。
   病院や施設のあり方が、あまりにも日本とちがうことにがく然とした。

思いをアートにのせて受けてに感動を

   その後、同じ代表団の一員だった林容子さんと一緒に、福祉施設の入所者に美術・音楽・演劇等の芸術にふれる機会を提供する『アーツアライブ』の取り組みを始めた。『気持ちをこめて、愛をこめて、プロジェクトやアート作品を共有することで、お互いに刺激し合い、楽しく、いきいきしよう』という試みである。
   美大生の協力のもとで、壁画を制作するなど、施設内に『アートフルな空間』をつくることに努力している。
   静岡県にある特別養護老人ホーム『百恵の郷』では、美術大学の学生ボランティアに障子絵を描いてもらった。利用者は、朝、目が覚めると障子絵をながめる。そして、描いてくれた学生ボランティアに思いをはせる。
   また、東京都にある母子生活支援施設では、入所している子どもたちで壊れかけのピアノ全面に絵を描いた。それぞれにイメージをふくらませ、2時間で描きあげた。彼らにとって、かけがえのない経験になっただろう。
   アートには不思議な力がある。美術大学の学生ボランティアが、利用者の似顔絵を描いてプレゼントしてくれる。そこには出会いの喜びがある。作品が残る喜びがある。思い出に残る喜びもある。世代を超えた出会いはすばらしい。
   本気で自分に関心を示してくれる人に、人は心を開く、相手を思いやる気持ちは、必ず相手に通じる。
   職員が、毎日どんなに行き届いたケアをしていても、ボランティアで似顔絵を描いてくれた学生にはかなわない。学生がまたきてくれることがわかると、おいしいものを食べさせようと漬け物を切って用意したり、前の日に散髪に行ったりする利用者もいるほどだ。
   アートは刺激となり、お互いのコミュニケーションのきっかけとなる。思いをアートにのせることで、受け手に感動を与えることができるのだ。
アート・文化を発信してオーブン・コミュニティに

   アートのすばらしさは、それだけではない。とかく地域から隔絶され、閉鎖的な空間になりがちな施設を、地域住民と結びつける。外の社会との隔絶は辛い。自分だけが世の中から取り残されている気持ちになる。
   偶然性のなかに生きることにこそ、喜びがある。予測できないからこそ、すばらしい出会いや発見がある。
   東京都のスカイツリーの近くにある特別養護老人ホーム『カメリア』は、小学校跡地を利用した施設である。ここでは、1階にあるコミュニティ・カフェを利用して、『カメリア・カレッジ』を開催することで、地域に開かれた知的な交流・出会いの場を提供している。芸術や文化を発信することで、施設がオープン・コミュニティとして機能することをめざしている。
   地域住民との出会いのチャンスをできるだけたくさんつくることで、利用者が生きる幸せを感じてくれたら、こんなにうれしいことはない。

アートは精神を健全に保つ『心の栄養剤』

   ヘルスケアの仕事に『こうすればよい』という答えは、永久にないと思う。だが、アートを媒介として、熱心に関心を向けた若者に対し、心を開いたお年寄りの笑顔を見ると、これこそがヘルスケアの証だと思う。
   アートは、『精神の状態を健全な状態に保つ心の栄養剤』の役割を果たす。
   医療・介護・福祉の仕事は、『人を幸せにする仕事』だと思っている。感性豊かなことが、もっとも重要な資質だと思う。
   私たちに今できることは、お年寄りたちの『フェロー・トラベラー(人生の同伴者)』になることではないだろうか。